お知らせ・更新情報
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     本年も変わらぬごひいきのほどお願い申し上げます。。



    (お知らせ)
     2011年6月、村上法律事務所は青葉区片平から一番町に移転しました。古いカーナビの情報を頼りにして、前の片平の事務所へ向かってしまった方がこれまで数名ほどおられます。くれぐれもご注意を。
     電話・FAX番号に変更はありません。


     案外本気で信じ込まれてしまう小咄
     「村上さんの事務所、どうして今の場所に移転したの?」 「そりゃ、目の前に酒のやまやがあるからですよ」

    ID:5lh2fd
    麻しん(はしか)の予防接種がもうGWに間に合わない件
     これは意外と知られていない話で広めるべきと思ったので、ブログに書こうと思いました。今すぐ麻しん(はしか)の予防接種をしても、ゴールデンウィークには間に合わないというお話しです。


     4月10日の仙台-台北便の搭乗客に麻しん(はしか)患者がいたことや、台湾・沖縄で麻しん(はしか)が流行しているというニュースが流れています。
     本当に間が悪いことに、私もこの連休に台湾に旅行する予定をしていたので、さっそく近くの病院に電話をしました。麻しん(はしか)のワクチンの在庫があるか尋ねたところ、「在庫を切らしていて、次に業者から入ってくるのがいつになるか」と言うではありませんか。

     しかし、抗体検査はできるとのことで、採血をして検査してもらうことになりました。はしかのワクチンは打った覚えはあるのですが、接客業でもあるので念には念を入れる必要があります。

     採血の前に看護師さんに対し、「もし陰性だとしてワクチンを打ったら、ゴールデンウィークに間に合いますかね?」と尋ねたところ、「抗体ができるまで2週間から1か月はかかりますよ」

     なんですと!?

     じゃあ、もう間に合わないじゃないですか!

     腕をまくったまま一瞬硬直しましたが、まあ抗体のあるなしが分かっているだけでも心構えが変わってくるというもの。結果は早くて金曜に届くとか。

     さて、どうなるでしょうか。

    (参考リンク)
    麻しん(はしか)に気を付けましょう! (仙台市HP)

    武器は多い方がいい
     われわれも日々勉強を要する業界なのですが、研修やマニュアル本で新しい方法や珍しい方法を知ったりすると、私なんかは絶対に一度は使いたいと思い、強く心に残ったりします。

     以前、刑事事件での証拠保全請求事件という珍しい制度を使ったことについて書きましたが(「事件番号第1号を取った話」)、これも刑事弁護の本で知り、一度やってみたかった制度でした。

     そして最近の話ですが、平成15年の民訴法改正で導入されながらあまり活用されていないとされる民事訴訟法第132条の2第1項の「提訴予告通知」・「提訴前照会」という制度について、これを利用する機会がありました。

     これは、相手方に対して金銭の支払いを求めたいが、交渉・調停等による解決は先方の事情で難しいと思われるため、解決の方法としては訴訟の他ないという案件でした。
     そして、訴訟にするにせよ訴状に書くべき点の一部については、先方に情報開示をしてもらう必要がありました。

     一般的にはまず内容証明郵便で催告書を送り、相手方の出方をみて民事訴訟に移行するのですが、これには提訴予告通知が使えるのではないかと考え、「催告書兼提訴予告通知書」及び「照会書」を電子内容証明郵便で差し出すことにしました。

     「催告書兼提訴予告通知書」には普通の催告書の内容に加え、お支払いいただけない場合には訴訟にするので提訴を予告しますと続け、(1)請求の要旨、(2)紛争の要点(訴状における請求原因に対応。あまり厳密でなくともよい)、(3)提訴時期を記載しました。
     そして段落を改め、「照会書」という見出しをつけて、照会事項としてこちらが知りたいことの質問に加え、訴外で解決する余地があるかを尋ねました。対応次第では、訴訟をせずに解決できますよという意味です。

     結果として、訴訟を経ずに自主的なお支払いをしていただけることになりました。依頼者にとっては喜ばしい話なのですが、少し拍子抜けでした。

     提訴予告通知制度について私が思ったメリット、デメリットは以下のとおりです。

    【メリット】 ほぼ間違いなく民事訴訟に移行するという強いメッセージを出せる
     一般的な内容証明郵便に比べると、提訴予告通知には請求原因の骨格部分である紛争の要点を書く必要があるという点で、また「提訴予告通知」という言葉のインパクトで、放置すれば確実に訴訟になるというメッセージを打ち出せると思います。機会があれば今後も積極的に使いたいところです。
     こちらが知りたい点を事前に教示してもらうことで訴訟の準備もはかどりますし、もし回答拒否の対応ならば、回答義務違反として被告側にマイナスの心証を裁判所に与えられる可能性もあります。

    【メリット】 不気味な印象を与えられるかも
     あえてマイナーな制度を利用することで、相手方に不気味な印象や、めんどくさい代理人が就いたぞという印象を与えられるかもしれません(本当にメリットか?)。

    【デメリット】 詐欺に間違われる危険性がある
     「提訴予告通知書」というタイトルは、いかにも振り込め詐欺のハガキやメールにありそうです。受け取ってそのままゴミ箱行きにされるかもしれません。
     個人を相手に提訴予告を出す場合は、相手が詐欺と誤認して、通知を放置する可能性については考えておかないといけないでしょう。

    【デメリット】 必然的に文字数が増え、内容証明郵便の料金がアップする
     ま、細かい点ですが。法定の記載事項がありますので、どうしても文字数が増えて手間も郵便費用も少し増えます。

     以上の点からして、提訴予告通知が使える場面としては、
     (1) 訴訟によることが方針として本決まりである
     (2) 訴える前に相手の手持ちの情報を手に入れたい
     (3) 相手方がそこそこの規模の法人や弁護士が付いている個人である
     (「提訴予告通知書」を受け取っても、詐欺だと誤解しない相手である)
    という条件が揃っているときになるでしょうか。


     一つの武器を極めることは重要ですが、それでも武器は絶対に多い方がいいはずです。これからも方法論を突き詰めていきたいと思っています。

    ちっちゃな検認済証明書
     公証役場を通さずに自分で作った遺言書(自筆証書遺言)を発見した場合は、家庭裁判所で検認の手続きをして、証明書を付けてもらう必要があります。これは、遺言書の入っている封筒が開封されているか否か、すなわち中身を見られる状態か否かを問いません。このような状態で遺言書が見つかりましたよ、ということを公的に記録しておく制度だからです。

     ところで私が最近手がけた検認で、故人が生前使っていたノートに、死んだ後に財産を誰々にやってくれという指示とともに日付、署名、押印がなされているページがあるという事案がありました。記載内容からすると自筆証書遺言の要件を満たしていると判断したので、検認申立てを行いました。

     普通の遺言書の場合は、A4サイズの検認済証明書が遺言書にホチキス留めされ、割り印が押されます。先日も、やたら長い和紙に墨書きされた立派な遺言書に対し、無機質なペラ紙1枚がホチキス留めされたものを見たばかりです。
     しかし、本件の場合は単行本サイズの大きさのノートなので、それも難しそう。

     さてどうするのだろうと思いながら出来上がりの連絡を待っていたところ、葉書の半分くらいのサイズの、小さな検認済証明書が、該当のページに糊付けされて返ってきました。
     これまでいろんな遺言書を見てきましたが、なかなか珍しいものを見ました。


    無罪判決に対する検察官控訴についてのコメント
     白石市の車両放火事件に対する仙台地裁の無罪判決について、検察が本日控訴したとのことです。 
     これを受けての弁護人のコメントは以下のとおりです。


     そもそも有罪の主張・立証には無理があり、当然予想された無罪判決であった。
     判決理由には検察の言い分にも配慮し、弁護側には不満の残る部分もある。
     検察の控訴は、無罪確定をいたずらに先延ばしするものであり、被告人と家族の願いを踏みにじることになる。
     弁護人は高裁でも冤罪を生まないよう全力を尽くす。
                                   以 上

    無罪を取れるフレンズ
     私が主任弁護人を務め、そして刑事弁護のレジェンド・阿部泰雄弁護士に共同弁護人をお願いし担当してきた刑事事件について、本日、仙台地裁で無罪判決が言い渡されました。

     一応検察側の控訴期間があるので、判決の確定まで事件について詳細に述べることは控えますが、この事件は平成28年11月に宮城県白石市で発生した軽自動車の不審火事件でした。現場に何度も足を運び聞き込みをしたり、パソコンに向かいすぎて首が動かなくなったりといろいろありましたが、まあ結果が出ればすべて報われるというものです。

     さて、この宮城県白石市といえば、昨年の流行語大賞候補にもなった人気アニメ「けものフレンズ」にゆかりのある土地です。
     市内には同アニメ第9話で紹介された「宮城蔵王キツネ村」があり、同アニメの制作会社の一つ「旭プロダクション」の作画スタジオもあります。

     しかしながら宮城県内にはテレ東系列のテレビ局がなく地上波では放送されなかったこともあり、宮城県内では今ひとつ「けもフレ」人気は盛り上がりに欠き、白石市や仙台の八木山動物公園などとのコラボイベントはありませんでした。実に良い作品だったので、宮城県の一ファンとしては非常に残念に思います。たつき監督が降板させられたのにも失望しましたね、ファンを集めて集団訴訟してやろうかと思うくらいに(冗談ですが)。


     ・・・だから何だという話ですが、事件についてはまだ書けることがないので、今日はこの辺で。

    出前授業~人来田小学校のブログに取り上げてもらいました
     去る12月8日、仙台市立人来田小学校の6年生のクラスに出前授業に行ってきました。
     
     その様子について、人来田小学校のブログ (http://www.sendai-c.ed.jp/~hitosyo/blog_hitokita_27/log/eid306.html) に取り上げていただきました。ブログを見ると、いろいろな講師を外部から招いて、生徒さんが将来必要になることを教えたり、様々な体験をさせたりしているんですね。恵まれた環境だと思います。

     さて今回の内容は、法教育の界隈で俗に「王様授業」と言われる授業でした。
     独善的な法律を制定しようとする王様に対し、生徒達がおかしいと物申すことによって、良いルールとは何だろうか、どうやったら良いルールが作れるだろうかを一緒に考える授業です。

     上記ブログにもあるとおり、途中で王様のコスチュームに変身して王様を演じました。マントに王冠、さらには付けひげまで用意しました(ここまでやるのは僕だけです。普通はマントだけ)。
     そして、自転車にぶつかりそうになって転んだおばあさんがいたので、今後自転車を全面的に禁止する、自転車に乗って人にぶつかった者を死刑とするなどの法律を作るぞと宣言します。

     王様から生徒さんに意見を求めたところ、罰が重すぎる、自転車そのものの規制ではなく交通ルールで規制すべきだ、王様一人で法律を決めるのはおかしい、罰ではなく怪我をさせたら治療費を払わせれば十分ではないか・・・たくさんの意見が出てきました。

     みんなえらい、しっかり考えてくれたね。拍手。

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