鎌先温泉・木村屋旅館の湯とおもてなし
     先日、宮城県白石市の名湯、むしろ秘湯ともいえる鎌先温泉の木村屋旅館に泊まってきました。

     この宿、まず温泉がいい。
     鉄分を含むにごり湯の露天風呂に、山並みを望む大浴場はどちらもぬるめの湯で、ゆっくりとつかることができます。早起きして朝風呂にも入ったのですが、時間とともに色が変わっていく朝焼けを見ながらの長湯には大変満足でした。
     料理がまた量、質ともに素晴らしく、米沢牛のすき焼きに新鮮なお造り。美味しいお酒も用意していただきました。
     お湯と料理の他に、おもてなしの心も嬉しい宿です。例えば、食事時に子どもにジュースを飲ませるためのストローをお願いしたのですが、使いやすいように短く切ってくれるなど、随所に気遣いを感じられました。

     じゃらんや楽天トラベルで高評価を受けているのは伊達じゃないですね。
    数年ぶりの横浜
     仕事で、ひさびさに横浜まで出張してきました。
     横浜は大学時代に住んでいた街で、懐かしさを覚えます。

     街を歩けば、中村ノリののぼり旗が立っていたり、実に横浜らしい(?)。
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     今回の仕事内容は、30年ほど前に横浜市の某所に住んでいた人の調査でした。野毛山にある横浜市立中央図書館で30年ほど前の住宅地図やブルーマップを調べ、現地を訪れ、警察署や近隣住民への聞き込みをしてきました。

     横浜出張ついでに寄りたかったお店がありまして、テレ東系ドラマ『孤独のグルメ』シーズン3第2話、横浜市日ノ出町の回で取り上げられた中華料理店「第一亭」というお店に行ってきました。
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     やはりこの店に来たからには、ドラマの主人公・井之頭五郎と同じ物を注文。
     まずは「チートのショウガ炒め」。これは、豚の胃袋をあんかけの炒めにしたものです。食感は鶏皮並みに柔らかく、全然ホルモンっぽさがありません。ショウガと塩が非常に効果的で、ビールが進みます。五郎はお酒は飲めないのですが、これは酒飲みが喜ぶメニューでしょう。

     何品か注文した後、シメにやはり裏メニューの「パタン」を食べてみたいということで、メニューの中で気になったホルモンスープと一緒に注文。
     先にホルモンスープが到着しましたが、これが凄い。何が凄いかって、ラーメンどんぶりになみなみと入っています。具は白ホルモンに、ニラ、細切りのにんじん、ショウガ。スープはいわゆる中華のスープにショウガを効かせています。この店の特徴なんでしょうね、ショウガ。これは冬の寒い時期なら最高でしょう。

     続いて、パタンが運ばれてきました。
     パタンとは、冷やした中太の中華麺に、たっぷりのごま油、ニンニクをあえ、刻みネギを載せたペペロンチーノ風の料理。これは息がとんでもないことになってしまうなと思いつつ、箸が止まりません。
     見ると、小鉢に小さいスープがついてきました。

     『孤独のグルメ』ファンとしては、こうつぶやかざるを得ない。
     「まいったな、スープがかぶってしまったぞ。」

     そんなわけで、チートとパタン、おいしくいただいてきました。
    山形への小旅行(後編)最上義光公の謎に迫る
     冷やしラーメンを堪能した後は、山形城跡に行ってみることにしました。

     山形城は櫓などの建物はなくなっており、今は霞城公園という公園になっています。騎馬像が見えたので、駐車場に車を停めて近くまで行ってみることにしました。あれはおそらく最上義光公でしょう。小説・ドラマでは政宗公の敵役として語られる人物ですが、山形市民には親しまれているのでしょうか。

     歩きながら、嫁さんにウンチク話を語ります(悪い癖)。騎馬像というのは、正面から見た時に人物の顔が見えるよう、馬の頭は右か左に曲げて作られんだよ。政宗公の騎馬像もそうなっている・・・。

     騎馬像前に着きました。

     なんでやねん!

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     なんということでしょう。正面からは馬の頭と、馬並みなものしか見えません。この馬は、オスです。
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     斜め前から見るとこのように勇ましい。
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     銅像のそばに説明がありました。
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     「鎧兜は時代考証にとらわれず表現したものであります。」 この開き直り、いいなあ。

     なお、そばの資料館で知りましたが、最上義光は「もがみよしあき」と読むのが正しいようです。
    山形への小旅行(前編)お釜・冷やしラーメン
     今年の8月、蔵王エコーラインから「お釜」経由で、山形県の蔵王温泉へ一泊二日の家族旅行に行きました。

    (お釜。山頂で大渋滞に巻き込まれ、到着したのは午後3時でした。)
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    ドイツ・ロマンティック街道とフランスの旅へ
     8月上旬より夏休みをいただき、ドイツとフランスの2カ国をパックツアーで旅行してきました。
     日本人観光客らしくカメラを片手に写真を撮りまくってきたので、写真の整理と旅行の記録を兼ねてブログに書いていこうと思います。

     まず、旅行の準備段階からのこと。

     今年5月まで大きめの裁判を抱えていた私は、「俺、この戦争が終わったら結婚するんだ・・・」ならぬ「俺、この裁判が終わったら海外旅行するんだ・・・」の一心で、毎日日付が変わるまで書面の作成に追われていました。

     そしてその裁判が終了。妻とともに本格的に旅行の計画を立て始めます。行き先をどこにしよう?

     昨年の新婚旅行はイタリアに行ったのですが、もともと私は行き先としてエジプトを主張していました。子供のころから「世界ふしぎ発見」で憧れてきた、ピラミッドやスフィンクスを生で見てみたい!
     しかし、ご存知のとおり、昨年春にはエジプトで革命が起こってしまい、民衆のデモや炎上する車などのニュース映像を見て、諦めることにしました。新婚旅行で行くには危険すぎる。

     新婚旅行の後はトルコに憧れて、トルコを特集した旅番組や旅行雑誌を集めていました。世界三大料理の一つであるトルコ料理、イスタンブールのモスク、オスマン軍楽、気球から見下ろすカッパドキアの奇岩、親日国などなど、魅力的な国です。高橋由佳利『トルコで私も考えた』という漫画も読みました。
     ところが今度は、昨年10月の大地震と、今年に入ってからのシリアによるトルコ空軍機の撃墜事件。
     どうも私が行きたがる国には、何かが起こってしまうジンクスがあるようです。

     そうこうするうちに、仙台駅の東口、旧ヨドバシカメラにドイツのオクトーバーフェストを模したビアガーデンができたと聞き、「おいしいビールを飲みにいこう」とドイツ旅行をすることに決めました。

     ところが、JTB、HIS、阪急交通社、近ツーなど各社のパンフレットを当たってみても、なかなかドイツ単独でのツアーというのは見つかりません。「ドイツもこいつも」というダジャレを飛ばしながら、せっかくなのでドイツの他にフランスも行くツアーに決め、HISで申込みをしました。

     目的地が決まれば、あとは行き先の予習です。

    【旅行前に読んだ本】
     川口マーン惠美『ドイツ料理万歳!』・・・料理について予習。これを読んでボリュームがすごいとは覚悟していったが、覚悟を上回るものが出てきた。
     佐藤賢一原作、 野口賢『傭兵ピエール』(漫画版、全4巻)・・・原作小説はちょっと時間がなかったので漫画で済ます。ジャンヌ・ダルクと傭兵の物語。
     石坂しづか・玖保 キリコ『絵を見て話せるタビトモ会話―フランス』、同シリーズ『ドイツ』・・・現地で役立った。挨拶の言葉と、「水」とか「二つ」とか「ください」とかは言えるようにしておきたい。
     紅山雪夫『フランスものしり紀行』、『ドイツものしり紀行』(いずれも新潮文庫)・・・紅山氏のシリーズは旅行前に必読。ガイドブックでは得られないやや深めの知識をガイドのように解説してくれる名著。
     その他、『地球の歩き方』、『るるぶ』など。

    【映画】
     『ダ・ヴィンチ・コード』・・・物語がルーブル美術館から始まる。コンプリート・ボックスではルーブルの名画解説の特典DVDがつく。
     『グッバイ、レーニン!』・・・ドイツ映画。昏睡状態に陥った後、ベルリンの壁の崩壊を知らず目覚めた母親に精神的ショックを与えまいと、東ドイツの社会主義体制が続いているという優しい嘘をつく息子。
     『ジャンヌ・ダルク』・・・リュック・ベッソン監督。主演のミラ・ジョボヴィッチが兵隊を鼓舞する迫力と、自らの罪に気づき狼狽する場面が素晴らしい。
     『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』・・・娯楽大作。少女だったミラ・ジョボヴィッチが、あんなセクシーになっているとは。『ジャンヌ・ダルク』と続けて観たが、同一人物だとしばらく気づかなかった。
     ダイソーで買ったアニメDVDの『巌窟王』・・・100円の価値しかない。

    【CD】
     『タンホイザー~ワーグナー管弦楽曲集』・・・ノイシュヴァンシュタイン城を作ったルートヴィヒ2世が傾倒したワーグナー。城内にはオペラの名場面を描いた多数の絵画がある。


     旅行って、準備段階が楽しいですよね。
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