『堕ちた弁護士 ~ニック・フォーリン』と、家事事件手続法の「子どもの手続代理人」
     AXNで放送されている『堕ちた弁護士~ニック・フォーリン』(原題:THE GUARDIAN )という海外ドラマに最近ハマっています。

     サイモン・ベイカー演じる主人公のニックは、父の経営する事務所に勤務し(この点では私と共通しますね)、大手企業を相手とするビジネス系の弁護士。
     ところが、麻薬に手を出してしまい、判決によって「児童法律相談所」で1500時間の社会奉仕活動を命じられます。
     この「児童法律相談所」は福祉的な色彩が強く、ニックは子どもの代理人となって弁護を行なうことになります。例えば、親が犯罪者などで親権の行使に問題がありそうなケースでは、誰と暮らしたいか子どもの意思を聞いて、裁判所でその旨を主張します。また、施設に入りたくないという子どものために、親権者としてふさわしい人を探し協力を求めたり、過去の記録を丹念に調べたりします。

     華やかな企業法務の事件と、汗にまみれ子どものために奮闘する事件との、2種類のストーリーが並行するドラマとなっています。


     さて、これまではわが国でも、離婚訴訟で親権者を決める場合など限られたケースで子どもの意思を考慮することはありましたが、子どもの代理人という制度はありませんでした。
     しかし、今年成立した家事事件手続法では、一定の場合に子ども自身に手続行為ができるとし、弁護士を代理人とすることができるようになりました。
     当事者として影響を受ける子どもの利益を図るため、諸外国の法制度にならった改正であると考えられます。

     まだ新法について十分に勉強はしていないのですが、なんとなくこういうことをするのだな、というイメージが湧く点でも楽しみなドラマです。
    どうしよう、カセットテープなんかないぞ
     新司法試験の択一試験対策で勉強した知識として、簡易裁判所での証人尋問では文字起こしをして尋問調書を作ることはないとは知っていました。

     では、後に尋問でのやり取りを知りたくなったらどうするか。

     こちらの「弁護士のつぶやき日記」さんの2007年の記事では、カセットテープを持参して音声を複製してもらったことが書かれています。

     ちょうど最近、私も簡裁事件の控訴審を担当することになり、簡裁での尋問内容を把握することが必要になりました。
     カセットテープ持ってこいと言われたらどうしよう、カセットデッキなんか持ってない・・・と不安に思って簡裁に問い合わせたところ、録音用の空のCDを持ってきてくださいとのことでした。

     さすがに、今ではカセットテープじゃなくなったようですね。
    ブログ更新できずすみません
     1か月以上更新できずすみません。
     猫の手も借りたいほど忙しく、しかしながら稼ぎは少なく、四苦八苦な毎日です。

     読みたい本も買ったまま読めず、仕事の記録とともに机に積み上がる一方です。

     刑事弁護の成績に応じた募金については、国選で否認事件を2件(追起訴を含めれば3件)という引きの悪さで、最近は簡単に終わらせられる案件が回ってきておりません。

     新人のうちはどんな仕事でも(遠方でも・手間がかかるものでも・単価が安くても)受けて立つ意気込みでしたが、そろそろ仕事も選ばないといけないかなと思います。
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