手帳を見ながら一年を振り返る
     今年も4時間余りで一年が終わります。そこで、今年の弁護士日誌を引っ張りだして、この一年を振り返ってみようかと思いました。

     1月。青森や秋田への出張があった。新幹線さえなければ泊まって温泉にでも入りたかった。

     2月。「すべらない話」で語ってもよさそうなくらい面白い国選の事件があったが、守秘義務があるのでブログには書けない。また、複合商業施設での相続相談会にお誘いを受けて初参加。2回目のお声がかからないということは、不採算だったのかな。

     3月。盛岡で行われた落合博満講演会に参加。裁判員事件の準備に忙殺。

     4月。今月も、裁判員事件の準備に忙殺。

     5月。仙台で行われた落合博満講演会に参加。裁判員事件本番、次からは裁判員は断らせてもらおう・・・。

     6月。何があったかは書けないが、国選運が良くないと感じた月。

     7月。同じく何があったかは書けないが、法テラス運も良くないと感じた月。

     8月。パック旅行でドイツ・フランス旅行。ささやかながら円高の恩恵を受ける。また、親戚一同が集まるご家庭に訪問する相続相談を実施。これからはこういう家庭訪問型のニーズが高まるかもしれないと感じた。

     9月。保全関係で走り回った。

     10月。何があったかは書けないが、また手間のかかる国選事件に苦しめられる。

     11月。アレルギーの血液検査をしてもらったところ、犬・猫にもアレルギーの反応が出た。

     12月。始発の新幹線に乗る東京出張が2回。早朝の東京地裁前は、抗議の準備をしている方々がいてなかなかカオスな雰囲気だった。


     振り返って思うのは、しんどかったのは国選事件と法テラスの事件が中心で、普通の報酬をいただける事件の方が腹が立つことも少なく、満足度も高かったように思えます。
     これまではどんな事件も勉強だと思い、なるべく選り好みをせず、また報酬のことは考えず国選や法テラスの扶助事件を受けてきましたが、今年10月で弁護士生活も4年目。そろそろ事件を選んでいく時期なのかもしれません。

     いやホントに酷い案件がありました。もう終わった事件ですが、ちょうどアイアンシェフがやっているので料理人に例えるなら、客が厨房に入ってきて、料理人に対し野菜の切り方一つ一つに注文をつけて、繊細な味付けをした肉じゃがにカレー粉を入れてカレーにされるような、そんな「客」がいました。料理人を何だと思っているのか。専門家には裁量というものがあるでしょう。

     それにしても、事件に関することは守秘義務で書けないので、そもそも1年の振り返りをブログの記事にするのは間違いだった気がします。
    ワイルドだろぉ?
     「特別抗告申立書」を最高裁判所に送りつけてやったぜぇ~。ワイルドだろぉ?

    (書面上の宛先は最高裁判所ですが、実際の提出先は原審の裁判所であることを知らないと面白くない。いや、知ってても面白くないか・・・)
    今年も八木山動物公園のサポーターになりました
     昨年12月から、仙台市民のオアシス八木山動物公園のサポーターに認定してもらっておりますが、今年も認定を受けました(認定番号36)。

     先日、認定証とともに情報誌や絵はがき、さらには動物シールが送られてきました。イヌワシとラクダとサイのシールですが、どうしようかなこれ。

     小さなおともだちのみんな、おじさんがシールをあげるよ! ・・・うん、不審者情報に流されること間違いなしですね。
     
     八木山動物公園に万が一パンダが来てしまったら、大渋滞で行けなくなることは必至です。行くなら今のうち! そして、できればゴールデンウィークは公共交通機関で行きましょう。サポーターからのお願いでした。

    年末最後の大仕事
     3連休明けの今日、過去最高の枚数となる保釈請求書を裁判所に提出しました。ある特殊事情から、おそらく前例のほとんどない趣向を凝らし、個人的なこだわりを入れてみました。

     年内に決着がつくかどうか。おそらく最初の判断が許可・不許可のどちらであろうと、準抗告、特別抗告という流れになると予想されるので(検察側はどうか知らんが、こっちは少なくともやるよ)、年内に決着がつくかどうかは微妙ではありますが、私個人としては今年の集大成、来年の吉凶を占うつもりでフルスイングしたつもりです。

     特に今年は、保釈など刑事弁護の成績に応じて募金するプロジェクトをやっていたこともあり、年内にもう1個保釈を通しておきたい。

     さあ、アウトかセーフか?

     数日内に続報がなかったらアウトだと思ってください。セーフならその旨書きます。
    フランスの案件は扱っていません
     弁護士ブログなんかやっていますと、うちのサイトに名前載せませんか? みたいな勧誘メールが来たりもします。

     どんなものか一応見てみたのですが、取扱分野・長所を載せないといけないようです。

    france.jpg

     うーん、②仏債務整理ってなんだろう。
     フランスか、それともホトケ様なのか。
    法テラス東松島
     今日も法テラスの話し。とはいっても、今日は法テラスの良心サイド、法テラス東松島へ出張相談に行って参りました。

     震災後、宮城県内には法テラス南三陸(気仙沼市)、法テラス東松島、法テラス山元の3箇所の被災地出張所ができまして、これまで南三陸に2回、山元に1回お邪魔したことはあったのですが、東松島だけは担当が回ってくる機会がありませんでした。
     今回、始めての東松島ということで気合を入れて、震災相談マニュアルを読み返す等準備万端で訪問。そうしたら、嬉しいことに6組の相談がありました。

     さぞかし震災でお困りなんでしょうと手ぐすね引いていたのですが、開けてビックリ、震災絡みの相談は1件もなし。交通事故2件、離婚等2件、その他2件。ついでに言えば、事件の受任に至る問題はゼロ。

     うーん、利用者がいることは大変ありがたいのですが、震災絡みがなかったのは偶然なのか、被災地出張所として役割はこれでいいのか、考えるところがありました。

     でも法律相談は、多くの方の役に立てるという意義を感じる点でやり甲斐がありますし、また限られた時間で事情を伺い回答を組み立てる作業が面白いので、お呼ばれすることは本当に嬉しく思います。


     今日の相談ハイライト。
     甲が乙に金を貸したが、乙が3年間●●すればその貸金を免除するという約束がされていた。その後、乙が●●を2年6か月続けてきたが、それを甲が妨害し、3年間の継続ができなかったという事案(一部改変のうえ伏せ字)。

    「これはね、条件の成就を妨害した場合の問題ですね。ちょっと六法を引いてご説明しましょうか、確か民法130条だったと思いますが(といいつつ六法を引いて)ほら130条。」

     相談者の目の前で条文の数字をさらっと述べる。これを見た素人さんが「さすがは弁護士、六法が頭に入っている」と関心するのではないか。
     ・・・などと思いながら、引く必要のない六法をあえて引いて説明する自分。人間が小さいと思います。
    思ったよりもウケなかった
     前回の記事のとおり、4万2000円の返還を法テラスから求められたため、法テラス事務所の窓口までお返しにあがりました。

     しかし、ただ返すのもシャクだったので、こんな茶封筒に入れて持参しました。


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     残念なことに、窓口の美人のお姉さんはクスリともしませんでした。
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