食べログ騒動と弁護士口コミ評価サイト
     最近、飲食店情報サイトによる有料プランの勧誘を断った飲食店の評価が下げられた(のではないか)とのニュースがありました。

     ご存じない方は、ヤフーニュースの「食べログ「飲食店の乱」騒動と、内部資料が示す残念な感じ」(山本一郎 | 個人投資家・ブロガー 2016年9月11日 16時18分配信 の記事を参照願います。

     弁護士の業界には、私の知る限り信用できる口コミサイトは存在しません。
     しかし、一般の方からの法律相談にいち早く答えると(その回答の正確性を問わず)ポイントが上がる謎のシステムにより、謎のランキングを載せた大手サイトは存在します。
     
     また、弁護士を探せるサイトで乱立状態なのは、有料プランか無料プランかで掲載できる情報量が変わってきたり、検索順位が上がってくるもの。これについては、私は無料のところにはいくつか名前を載せていますが、そのサイトから自分のブログに飛んでくる人や、「村上匠弁護士」と検索する人がほとんどいないことを踏まえると、利用者は少ないものと思われ、その存在意義は見えてきません。

     あ、ごめんなさい。存在意義がないとか予算の無駄遣いとかボロカス言って。 仙台弁護士会肝煎りの「弁護士サーチみやぎ」、使ってね! (黒歴史にはさせないよ!)
     村上法律事務所は広告費を使わない事務所なので、登録されている住所は旧住所のまま修正できないし、写真やインタビューもないし、私に至っては名前すら出てきませんが。

     話がそれました。
     弁護士業というものの宿命で、依頼者のために全力を尽くせば尽くすほど、利益が対立する相手方からは恨みを買いやすいという性質がある以上、匿名の書き手による弁護士の口コミサイトは基本的に成り立たないと思います。実際に、他の弁護士の名前をたまたま検索していたら、優秀な人なのに酷い書かれようをしていたのを目にしたこともありました。
     
     現状、「弁護士を探せます」というサイトの大半は、広告に課金した弁護士が検索上位に来て、有料契約をしていない弁護士は検索の下位か、名前すら載らないという状況です。
     そういう点からすると、まだ私どもの業界は飲食店の業界とは異なって、広告費に金をかけているところが検索上位、かけてないところが下位、とハッキリ目に見えて分かります。能力や評判はランキングとは無関係。
     かえって飲食店の評価サイトの方が、口コミと課金の程度がゴチャゴチャに混ざりあっていて、使いづらいのかもしれません。

     そういえば、ダイヤモンド社、「頼りになる弁護士セレクト100」の掲載権を金で売る(リンク先:億ったー)みたいな話もあるようで、仙台で30万円を払って名前を載せている先生が何人いるのか、発刊が待ち遠しい限りです。
     
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