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    やりたいことが山のように
     今年もあと半月を残すばかりです。
     振り返れば、実にさまざまなことがあった一年でした。

     今年の初めに作った事業計画書を改めて読み返しているのですが、4つほどあった新規サービスの計画が一つも実現できていなかったことに愕然としました。
     確かに大震災もあり、事務所の移転や、私自身の結婚等々、多忙を極めたのは確かですが、それにしても・・・。


     計画の一つは、スカイプ等のインターネット電話を使用した、遠隔相談の実現です。
     これは、弁護士事務所へ簡単にはお越しいただけない地域にお住まいの方向けに、WEBカメラを通してお互い顔の見える電話相談を実施しようというアイデアです。
     当然、相談する側にもパソコンが必要になるのですが、例えば行政書士さんなど他士業の事務所や地域の相談窓口などの協力のもと、場所とパソコンをお借りして、仙台にいる私と法律相談をするイメージです。

     この点、プライバシーの確保は技術的に大丈夫か、テレビ電話で話をしただけで事件を受任しても弁護士倫理上問題は無いか(例えば、債務整理事件では弁護士による直接面談が義務づけられている)、非弁提携のおそれはないか(協力先は紹介料を受け取れない)、協力先をどうやって見つけるかという課題を検討していたのですが、うやむやのままです。
     弁護士へのアクセスの向上のために意義がある計画だと思っているので、いずれ協力者を見つけて実現したいですね。


     また、日本では馴染みの薄い、結婚契約書の作成サービスを検討しています。
     晩婚化・非婚化が進み、またせっかく結婚をしても、価値観の違いが露呈して離婚に至るケースも多いわが国において、結婚を考えるカップルが結婚契約書を作る作業を通じて、互いの価値観(金銭・宗教・子供の数・教育方針・親の介護・家庭の役割分担etc)を擦り合わせていくことには意義があると考えています。
     弁護士の視点から、離婚に至りやすい問題を指摘し、その点についての話し合いの機会をカップルに持たせる。多少押しつけがましいところがあるかもしれませんが、将来について真剣に考えているカップルには必要なことではないかと思います。

     現在、アメリカでのprenup(プリナップ=婚前契約書)の実例についての本を読んで、日本で作るとしたらどうなるか、モデル契約書を作っているところです。ただし自分の結婚には間に合いませんでした(笑)
     内容としては、法的効力としては弱い、努力義務の条項や確認条項が中心の契約書になるとは思います(夫婦財産契約の点は除く)。仮に、浮気1回につき罰金いくらと規定しても、そもそも不法な行為をしないことを条件とする合意は無効とされますので、法的観点から条項を検討していくと、なかなか難しい問題にぶつかります。

     離婚の手伝いだけではなく、不幸な離婚を減らすために弁護士ができることがあるのではないか。そういう考えをもっています。正直ニーズは少ないでしょうから、ビジネスとして成り立つとは考えていませんが。


     その他、弁護士を利用する人にとって、こういうサービスがあれば嬉しいのではないか、社会的に意義があるのではないか、というアイデアをいくつか暖めています。どれだけ実現できるか分かりませんが、来年はなにか新しくて面白いことを始めてみたいと思います。
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