当時は誰も安全性を疑うことがなかった
     おばんです。弁護士の村上匠です。

     当時は安全性を誰も疑うことがなかった製品や行為なのに、後々になって社会問題化したものはいくつもあります。
     例えば、最近仕事上の必要があり少し勉強したのですが、建設現場などで幅広く使用されたアスベストは、徐々にその危険性が明らかになり、その後法整備が追いつき、使用が規制されるに至りました。
    アスベスト禍はなぜ広がったのか―日本の石綿産業の歴史と国の関与アスベスト禍はなぜ広がったのか―日本の石綿産業の歴史と国の関与
    (2009/06)
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     B型・C型肝炎は、現在では絶対に行われない(ただし、いけないクスリの中毒者は除く)注射器の回し打ちが原因の一つですし、公害事件なんかも、工場から排出される物質の危険性が後になって判明したという事案がほとんどですね。

     なぜそのような話をしたかと言うと、今度日弁連が、「身の回りの電磁波とその問題」というテーマのシンポジウムを行うというニュースを目にしたためです。

     電磁波も、一部では危険性を指摘する声もあり、欧米では規制が始まっているそうなのですが、わが国ではまだ何の規制もありません
    (4月1日追記)鎌倉市で規制する条例ができたとの情報をコメント欄よりいただきました。


     普段から家電製品や携帯電話を使用する我々としては、後になって「実は重大な悪影響が」とか、「なんで早く規制しなかったんだ」とか言われたらたまったものではないです。もしそうなったら、メーカーが軒並み訴えられることになるのでしょうね。

     シロなのかクロなのかは今後の研究を待たねばなりません。
     しかし、「推定有罪」としてなるべく電磁波に近づかない生活を送ろうかなと思いました。現実にはかなり難しいでしょうけど・・・。


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