弁護士費用の具体例・その1(任意整理の場合)
     弁護士費用がいくらかかるのかは、依頼を考えておられる方の重要関心事です。
     今回から、例えばこの事件ではこのくらい、という具体例をご説明していきたいと思います。

     まず1回目は、借金問題。長年サラ金と取引があったが、既に過払いかもしれないし、債務が残っているかもしれないというケースで、引直し計算をして正確な債務状況を把握して、もし債務が残っていたら返済、過払いなら取り戻したいというご依頼。

     これは、任意整理事件として受任します。 
     → (弁護士費用) 相手方1社につき着手金2万5000円(債務整理事件では分割払い可。払えないから相談にいらっしゃっている訳ですから)。過払いの場合のみ成功報酬2割。訴訟にする場合、印紙代・代表者事項証明書代等の実費はご負担いただきます。
     
     取引履歴を取り寄せて計算。 → 弊事務所では、計算手数料やシステム利用料などの趣旨が不明な料金は発生しません

     ●債務が残る場合 →減額報酬はいただきません。分割払いの交渉についても、和解成立の成功報酬はいただきません。単純に、法律に従って計算しただけですので、減額報酬を取るのは筋違いというスタンスです。この場合、お支払いは着手金だけ。

     ●過払いの場合 →これまでの経験を踏まえた各社の回収見通し・回収時期のご説明や、訴訟にする場合の印紙代などの説明を改めて行ないます。
     訴訟・交渉で回収した場合に、回収額の20%を成功報酬として差し引かせていただき、残る8割をお返しします。振込の場合、振込手数料はご負担いただきます。
     ちなみに私は、武富士が倒産するまでは依頼者に積極的に訴訟を勧めるスタンスでしたが、現在では倒産のリスクも十分ご説明したうえ、訴訟にすることを誘導しておりません。早期かつ確実な回収をしたいという依頼者のニーズも重視しております。


     なお、他の事務所では、着手金をゼロにする代わりに、残債務を減額させた分の1割の成功報酬が発生するところや、訴訟をしたか否かで成功報酬が変わる事務所もあります。お時間のある方は、いろいろな事務所の報酬基準を比較なさると、結構な幅があることが分かると思います。
     十分な比較とご検討をお勧めします。
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