金沢大学・角間キャンパスの思い出
     テレ朝系「モーニングバード」のローカル紙を取り上げる企画で、石川県の北國新聞の記事が取り上げられていました。山の中にある金沢大学、ふもとの不動産屋が共同で通学バスを走らせたり、ゴミ出しを代行したりのサービスで学生を呼び込もうとしているそうです。

     私は金沢大学法科大学院の1期生として、3年間金沢に住んでいました。金沢大学は、かつては金沢城の敷地内にキャンパスがあったそうなのですが、現在は郊外、しかも周りには何もない山の中に移転しています。学生の多くは、山のふもとの住宅地に住んでおり、私もその一人でした。

     本当にあの大学は不便なところでして、金沢の冬は膝の高さまで雪が積もります。自転車・原付などはもってのほか。しかも路線バスは満員で乗れないこともしばしば。当時の終バスは午後10時半でしたが、毎日自習室には日付が変わる頃までこもっていましたので、徒歩による登下校でした。

     長靴を履き、熊よけの鈴を装備して(熊の出没情報のお知らせがある)、30分かけて山道を上り下りしたことが忘れられません。

     金沢大学の法科大学院は国立にしては合格率が善戦しているようですが、その原因を考えてみるに、24時間開放の自習室・図書室があることと、「こんな山奥で遭難してたまるか」というサバイバル精神が養われることにあるのではと思います。
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