法テラス東松島
     今日も法テラスの話し。とはいっても、今日は法テラスの良心サイド、法テラス東松島へ出張相談に行って参りました。

     震災後、宮城県内には法テラス南三陸(気仙沼市)、法テラス東松島、法テラス山元の3箇所の被災地出張所ができまして、これまで南三陸に2回、山元に1回お邪魔したことはあったのですが、東松島だけは担当が回ってくる機会がありませんでした。
     今回、始めての東松島ということで気合を入れて、震災相談マニュアルを読み返す等準備万端で訪問。そうしたら、嬉しいことに6組の相談がありました。

     さぞかし震災でお困りなんでしょうと手ぐすね引いていたのですが、開けてビックリ、震災絡みの相談は1件もなし。交通事故2件、離婚等2件、その他2件。ついでに言えば、事件の受任に至る問題はゼロ。

     うーん、利用者がいることは大変ありがたいのですが、震災絡みがなかったのは偶然なのか、被災地出張所として役割はこれでいいのか、考えるところがありました。

     でも法律相談は、多くの方の役に立てるという意義を感じる点でやり甲斐がありますし、また限られた時間で事情を伺い回答を組み立てる作業が面白いので、お呼ばれすることは本当に嬉しく思います。


     今日の相談ハイライト。
     甲が乙に金を貸したが、乙が3年間●●すればその貸金を免除するという約束がされていた。その後、乙が●●を2年6か月続けてきたが、それを甲が妨害し、3年間の継続ができなかったという事案(一部改変のうえ伏せ字)。

    「これはね、条件の成就を妨害した場合の問題ですね。ちょっと六法を引いてご説明しましょうか、確か民法130条だったと思いますが(といいつつ六法を引いて)ほら130条。」

     相談者の目の前で条文の数字をさらっと述べる。これを見た素人さんが「さすがは弁護士、六法が頭に入っている」と関心するのではないか。
     ・・・などと思いながら、引く必要のない六法をあえて引いて説明する自分。人間が小さいと思います。
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