またも法テラスが余計なことを(書式改訂編)
    10月から法テラスの援助申込書の書式3種(民事一般事件用・多重債務用・震災法律援助用)が改訂になりました。
     今回の改訂では、無料法律相談を受けた本人が「左記の日時に法律相談を受けました。」と署名する欄ができました。

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     ただ、これまでも申込書の「名前」欄は必ず自署させることとされてきたので、(弁護士が架空の相談者をでっち上げた訳ではなく)実際に法律相談が行われたことは担保されてきたはずですから、屋上屋を架す改訂ではないかという気がします。

     刑事事件の被疑者国選で、面会申込書のカーボン複写を出させる制度が導入されたときも思いましたが、法テラスは弁護士性悪説の立場に立っていることは間違いありません。被疑者との接見なら1回1万くらいでしょうが(もちろん回数をごまかした連中は論外)、法律相談は源泉徴収が天引きされて4740円。架空の相談表を作成して相談料を稼ぐような弁護士はいないと思うのですが・・・。

     さらに前記の署名欄を設けたせいで、申込書の書式をプリントアウトしようとするとA4用紙1枚に収まりきらず、わずかながら2ページ目にはみ出ることになりました。紙資源の無駄遣いです。
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