自分自身の信用情報開示をやってみました
     今朝の朝日朝刊で、信用情報の仕組みと開示の方法についての特集が載っていました。

     債務整理の相談などでは、「正直どこから借りてるかも分からない」という人も珍しくないので、そんなときには信用情報機関に情報開示をするよう勧めるのですが、そういえば自分自身ではやったことがありません。
     手続きも難しくないようなので、やってみることにしました。

     信用情報機関のひとつ、CICのサイトにアクセス。どうやらパソコンや携帯でも開示請求ができるみたいです。便利ですね。

     準備が必要な物は、番号を控えるメモと、手数料1000円を支払うためのクレジットカード。カードが使えない人は、定額小為替を送って郵送で開示を求めることもできるようです。

     まず、CICの自動音声ダイヤルに、クレジット会社等に届出をしている電話番号から架電します。
     「利用目的とか聞かれたらどうしよう? 『司法改革のせいで食えなくなった弁護士なのですが、いくら借りられるか知りたくて』とでも答えようか・・・」などと心配していたのですが、幸いにも全部自動音声でした。

     電話で受付番号を教えてもらい、次はパソコンの操作です。ブラウザがChromeだと非対応なので、しばらく使ってなかったIEで再度アクセス。受付番号、クレジット番号、住所氏名などを順次入力して、pdfファイルで信用情報開示報告書が届きました。

     最初の電話からここまで約15分。実に簡単でした。

     私自身のクレジット情報は全部で9件。そんなにカードを作った覚えはないけど、よくよく見返すと確かに作っていました。最初のカードは大学在学中でインターネットを始めたとき、その後はスポーツクラブの会員証を兼ねたもの、司法修習生のときの公務員共済、ガソリンスタンドで割引になるもの、ETCカード用・・・。使わなくなり解約したものもありましたが、私は手数料永久無料のカードしか持たないことにしているので、まったく失念していました。

     我々より上の世代の弁護士には、クレジットカードに嫌悪感、むしろ敵愾心を抱き、カードを持っていない方も珍しくはありません。弁護士事務所での支払にカードが使えるところもまだまだ少数派です。
     これは、クレジットカードが多重債務など深刻な消費者被害の温床となってきた歴史的経緯があり、クレジット制度の存在自体を社会悪と捉える考え方が根強いためです。

     先日も、ある中学校でクレジットカードの危険性を教える授業をしてきたところです。本来ならば学校教育で、クレジットは借金であること、リボ払いなんかもっての外だと教え込まなければならないと思うのですが、そんなことするとたぶん金融業界から反発があるんでしょうね。たしかに利便性は否定できませんが。

     ちなみに私のカードは、ショッピングの極度額が50万円、キャッシングは5万円と、申込み時のままです。やっぱり誰かに悪用されたり、自分が使いすぎるのも怖いので。
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