信託をやる弁護士は少ない?
     最近はやりのいわゆる「家族信託」(一般社団法人「家族信託普及協会」の商標登録。正式な法律用語ではない。)について相談を受けておりまして、信託について腰を据えて一から勉強し直そうかと思い日弁連のeラーニング(動画配信)研修サイトを見てみたのですが、検索しても1件もヒットしませんでした。あれ?

     弁護士が書いた信託法の解説書がないかと探しても、前の改正の時に通称「黒猫先生」が書いた分かりやすい本があるくらいで、その他は公証人・税理士・司法書士などの著作しか見つかりません。

     結構あちこちで信託という文字を目にするのに、うちらの業界ではあまり需要がない制度なんでしょうか?

     「エンディングノート」や「終活」同様に、どこかの雑誌が「静かなブーム」と取り上げただけで消えていくのかどうか。この5月に出る予定の解説書『ケーススタディにみる専門家のための家族信託活用の手引』(日本加除出版)でも、「信託の歴史」など実務的には不要な章が設けられていることからすれば(ページ数の水増しとまでは言わないけど)、まだまだ活用される事例は少ないんでしょうね。
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