自分の勘違いでお客様にご迷惑をかけた事例
     自分の勘違いでお客様にご迷惑をかけた事例があったので、反省の意味を込めて記録しておこうと思います。

     先日、相続放棄の相談を受けたのですが、その際に未受給の年金については請求してもいいのかと問われました。

     これについて、年金は故人(被相続人)の生前に請求権が発生しているのであるから、相続財産としてその相続人が請求権を相続する形になるのでは、と一般の債権同様に考え、「遺族による未受給年金の請求・受領は単純承認に当たるおそれがあるから控えた方がいい」と誤った回答をしてしまいました。

     その後、相談された方が年金の窓口で異なる説明を受けたとの問い合わせがあり調べたところ、国民年金法19条1項・厚生年金保険法37条1項などが未受給年金について配偶者等が「自己の名で」受け取れるものと規定しており、相続の対象ではないと判示する最高裁判例があることを知りました。
     年金関係の法令・制度は不得手とはいえ、ご迷惑をおかけしてしまいました。


     ちなみにネットで見てたら、自分同様に「遺産相続」を注力分野とされている大阪の森田弁護士もまったく同じ間違いをしていました。他の人が間違っていたから自分が正当化される訳ではないですが・・・
     http://www.bengo4.com/sozoku/1051/b_331562/ 「弁護士ドットコム」
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