ひより台大橋から太白団地へ向かう
     市営地下鉄東西線の開業にあわせ、西の終点である八木山地区ではこの秋3つの道路が開通しました。

     1つは、八木山生協前から西多賀・長町方面へまっすぐ下りる道路、「長町八木山線」
     次に、八木山南、「ルグレン」の先を曲がって鈎取方面へ下りる道路、「郡山折立線」
     そして、同じく八木山南からひより台に渡る「ひより台大橋」の開通。 (参考 八木山放送局Netさん「ひより台大橋 祝・開通」

     先日、思い立ってこれらの道路をすべてドライブしてみました。

     まずはモール・太白区役所前方面から、国道286号を突っ切り、芦の口小学校前を上っていきます。これまで八木山に向かうルートとしては、セブンイレブン前を左折して三神峯公園前・金剛沢から向かうか、カーナビを見ながら西の平周辺の細い道を探って走るくらいでしたので、新しい道路はかなり便利になります。

     続いて八木山南の模型屋さんの交差点から仙台西高校前を通り、鈎取方面へ。
     以前は鉤取寺そばローソンの交差点が渋滞スポットで、ここを通らないと鈎取方面に行けませんでしたが、これでまっすぐ鈎取に抜けられる。ははーん、「ベガスベガス」前に来るのね、そうきたか。
     地図で分かってはいたつもりですが、道というのはいざ走ってみないと感覚としてつかめないものです。

     そして286号で折り返して八木山南団地に戻り、最後に「ひより台大橋」へ。
     
     私は太白区の山田自由ヶ丘で育ち太白小学校へと通っていたので、この辺りのこともよく知っているつもりですが、この辺りは交通アクセスがよくなかった。山田自由ヶ丘なんかはバスの終点になるくらいですから、ハッキリ言って町外れ、地の果てでした(今住んでいる方が読んでいたら本当にゴメンナサイ)。
     それが、こんなに近くなるとは。この橋もモノレールともども計画だけで消えたのではないかと半分思っていたので、本当にできたかと思うと感慨深いものがあります。
     
     橋を渡り、ここには何があった、今はこうなったか、と思いながらのドライブを楽しみました。

     なぜかあるロータリーの交差点は今も変わらず。よく髪を切ってもらった「オオツ」さんはまだ健在。
     ここの薬局は閉店したのか。このお茶屋さんは昔から、やってるのかどうかよく分からない店だった。
     確かここには「ぶっちゃけ市」という商店があって、今井医院さんは代替わりしたんだっけ。先代の先生にはお世話になりました。

     太白エンドーは2階建ての建物に地下駐車場があって、屋上にウルトラマンがいたけど、今は建物が新しくなり西友に。
     広いゲームコーナーがあって、不良のたまり場だから近寄らないように言われていたな。店内にはずっとテーマソングが流れていて、その曲がチェリッシュの歌っていたもので「ハローハローウィンター・・・」という歌詞がついていたらしいことは大人になってから知りました。(『宮城なつかしCM大全集』参照)

     この仙台銀行の支店は、つぶれた徳陽シティ銀行だったところ。そして、その向かいに太白小学校。

     母校を見たときに、あれは小学校か中学校の教科書で読んだのか、なぜかふと魯迅の『故郷』を思い出しました。
     ここは思い出の場所ですが、確実に時は流れたんだな。

     「髪パッチン」は同級生のお父さんがやっている店だったっけ。元気にしてるかな。
     あれ? そういえば、一度も小中学校の同窓会に呼ばれたことないぞ・・・

     ちきしょう、来るんじゃなかった。

     山田自由ヶ丘は、相変わらず信号機がない。あの商店は消えて、この商店は牛乳の配達センターになったか。
     せっかくだから、秋保電鉄のトンネルも見ていこう。お化けが出るとかいう他愛もない噂もあったけど、誰一人怖がる子はいなかったね。
     このひと気のなさ、高齢化が進んでいるんだろうな。コンビニもないし、この辺の人は買い物をどうしているんだろう。

     それにしてもモノレール・・・いや、今さら何を言っても。

     希望は本来有というものでもなく、無というものでもない。これこそ地上の道のように、初めから道があるのではないが、歩く人が多くなると初めて道が出来る。 (魯迅『故郷』


    (追記)
     幻の都市交通を追う 秋保電鉄と仙台市の鉄道計画 というサイトを見つけました。
     もし秋保電鉄が残っていたら…
    関連記事
    Copyright © 匠の弁護. all rights reserved.
    Design by Pixel映画山脈