お盆の準備は万全ですか? 帰省するならココをチェック!
     8月に入りました。
     お盆休みに帰省されて、久々に地元の親御さんの顔を見るという方もいらっしゃると思います。そこで今日は私の視点から、帰省する際に注意してもらいたいことや、アドバイスをお伝えいたします。

    ポイント1 悪徳商法にだまされてませんか?

     ご実家に、似つかわしくない高級品や、箱買いした健康食品などがないか確認してください。
     例えば消費者トラブルの例として、テレビショッピングの「初回限定のお試し価格!」に申し込んだところ、実は定期購入の契約であり、その結果どんどん品物が届き、解約の仕方も分からないので(または、高齢になると面倒くさいことは避けたがるので)、そのまま不要な品物を購入し続けているケースがあります。
     (参考・国民生活センターのサイトの相談事例より)
    http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2017_33.html

     それと、親が地主さんの場合は、何とか建託やら何とかパレスの社員が出入りして、「賃貸アパートを建てて賃料収入からローンを返せば相続対策になる」みたいな話が進んでいないか、気をつけてください。「サブリース」という単語を親が口にしていたら要注意です。「サブリース被害」で検索を。


    ポイント2 ネットで真実を発見? おかしな言動をしてませんか?

     先日、弁護士に対する大量の不当な懲戒請求がなされ、懲戒請求をした人が逆に弁護士から訴えられるニュースがありました。ネット上の煽動を受けて懲戒請求をした人には、中高年の方も含まれていたことを、懲戒請求を受けた弁護士がTwitter等で明かしています。
     ネットの嘘・フェイクニュースの類に釣られた経験がなく免疫がない方は、ネットで「真実」を発見したと思い込み、陰謀論やエセ科学など怪しげな情報にのめり込むことがあります。
     久しぶりに会った親が何かおかしなことを口にするようになっていないか、ゆっくり時間を取って最近の関心事を聞いてみましょう。


    ポイント3 相続の話はし辛い。そのときは家系図作成・エンディングノートから

     そろそろ高齢の親と相続の話をしたいけど、なかなか切り出しづらい。そのような場合は、まず「気づき」の機会を用意してはいかがでしょう。
     お盆はご先祖様に思いを馳せる期間でもありますので、まずは親と一緒に家系図を作ってみるのはいかがでしょうか。家系図を作り、既に亡くなった方々を思うことで、自分もいつか亡くなるという厳然たる事実に向き合うことになるでしょう。なお家系図を作っておくことは、相続の手続きで戸籍を集めるときにも役に立ちます。

     また、少しハードルは上がりますが、「エンディングノート」(名前・記載内容はものにより異なる)を書いてもらうのはどうでしょうか。
     エンディングノートというと、葬儀の方法の指示や財産の一覧など亡くなった後の話ばかりのように思えますが、病気で倒れ意思表示ができない際に医師に伝える既往症や服薬している薬の一覧を整理しておくもの、延命治療に対する考え方を書いておくものもあります。備えあれば憂いなし、の視点から提案してみるのも一つのアイデアです。

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