宮城県全域、震災に関わる民事調停が無料化
     おばんです。弁護士の村上匠です。
     思い出したように、しばらくぶりのブログ更新です(実際、忘れていました)。

     今日は、お役立ち情報を。
     6月1日に公布・施行された政令により、東日本大震災に起因する民事トラブルについて、調停の申立手数料が無料になりました。

     対象となるのは、震災当日(平成23年3月11日)に宮城県などの対象地区に住所・居所・営業所又は事務所を有していた方で、東日本大震災に起因する民事に関する紛争です。
     ということは、「震災をきっかけにダンナに幻滅したので離婚調停したい」・・・というのは家事調停なので対象外です。こういう話も割と多いらしいですけど。
     期間は平成26年2月28日まで。 詳細は下記のリンク先をご参照ください。  
     法務省
     http://www.moj.go.jp/housei/shihouhousei/housei01_00045.html

     裁判所
     http://www.courts.go.jp/saiban/tetuzuki/tesuuryou.html


     なお調停同様、裁判外でトラブルを解決する方法としては、仙台弁護士会がやっている「震災ADR」があります。電話相談の担当などで弁護士会館に行きますと、いつも日程表に震災ADRの文字がありまして、どうやら大盛況のようです。

     震災ADRと調停との大きな違いとしては、前者は(1)仲裁人としてふさわしい「弁護士」が必ず入る、(2)解決時にだけ手数料が必要(申立時は無料。震災時の特例として、解決手数料も安くしてある)、(3)当事者の都合により、期日を土日や夜間にしてくれることもある、(4)例えば建物を巡るトラブルなら、建物のある現地へ出張して話し合いをすることもある、といったところでしょうか。
     手数料を安くしているため、やればやるほど弁護士会は赤字らしいのですが、皆さんは気兼ねすることなく活用していただければいいと思います。
     
     弁護士がこんなことをいうのも何ですが、トラブルを話し合いで解決できるならそれに越したことはないでしょう。ご近所同士の問題なら特に。
    関連記事
    Copyright © 匠の弁護. all rights reserved.
    Design by Pixel映画山脈