弁護士の絵もあった!~宮城県美術館「フェルメールからのラブレター展」
     芸術鑑賞の素養などさっぱりな私ですが、フェルメールというビッグネームが来ているというので、先日の日曜日に宮城県美術館まで足を運んできました。
     実は土曜日にも車で行ったのですが、駐車場が満車のため、バスで出直してきました。土日は大混雑ですので、バスの利用をお勧めします。

     さて、「フェルメールからのラブレター展」と銘打ってますが、フェルメールの絵自体は3点しかありません。企画のサブタイトルが「コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」となっており、同時代のオランダの画家による作品が中心となっていました。
     最初、これは肩すかしかなと思っていたのですが、全然そんなことはありません。
     当時の人々の生活や豊かな表情、絵に込められた生活態度への戒めのメッセージ(絵の横の解説文が充実していました)、光と陰の描き方など、知らない作家の作品ばかりでしたが楽しめる展示でした。

     特に興味を引いたのは、弁護士をテーマとした絵が3点ほどあったことです。いずれも書物を手にしていたり、机に向かう職業人の姿を描いているのですが、その中でも、ヤン・ステーン「弁護士への訪問」という絵は、弁護士が依頼者に話をする一方で、助手が公文書に見せかけた文書を見せて報酬をつり上げようとしている構図で、当時の弁護士がこんな目で見られていたのかと苦笑せざるを得ませんでした。
     念のため書いておきますが、現在のわが国の法律では、ニセの公文書を作成して見せたら公文書偽造・同行使の罪になります。

     会場出口では、フェルメールの複製画や絵はがきが売られていましたが、上記の弁護士の絵は売っていませんでした。ちょっと残念。

     会期は12月12日まで。
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