週に3日当番をやってみた結果
     妻子が実家に帰省している間に時間的な余裕ができることから、他の弁護士から当番弁護の交代を受けまくって、週に3日当番という割と無茶な予定を入れてみました。

     その週には起訴前の事件の新件が3件入ったのですが、
      (1)勾留後の当番弁護→検察官宛て不起訴を求める意見書の作成→略式請求で終了
      (2)被疑者国選→同じく意見書作成→近々起訴猶予の見込み
      (3)逮捕直後の当番弁護→翌日に勾留請求却下を求める裁判官宛の意見書を作成して釈放
    となり、いずれも起訴されず終了。
     示談交渉も不要の案件ばかりで、バッサバッサと切り捨てて回る感覚でした。 ああ、示談成立ボーナスや公判請求で稼ぐことが

     手持ちの案件で、9月下旬に追起訴見込みだったものがあったのですが、これも被疑者の故意について疑義があると意見書を検察官に出していたせいかその他の理由からか、不起訴になったそうです。残念、追起訴の加算も

     起訴前弁護の方が好きとか裁判員事件はカンベンしてほしいとか公言しているから、そういう事件ばかり回ってくるのでしょうか。機械的な配点のはずですが…
     これがスピリチュアルな人の間で有名な「引き寄せの法則」ってやつなのかな? 望んでいるものが自然に引き寄せられるという法則が本当に正しいなら、もっと民事の方でいい事件が舞い込むはずなんですけどねぇ。
    インターネット上の削除依頼
     先日、得意先から頼まれ、ネット上の書き込みの削除依頼をお引き受けすることとなりました。

     初めての仕事だと弁護士費用の決め方が難しいのですが、とりあえず任意の削除依頼について着手金ゼロ、削除の成功報酬を1件3万円と決めました。Whois検索をしてどうこうと一手間がかかる作業なので、なるほど、弁護士以外にも代行業者が流行る訳だとひとり納得。代行業者の料金表もいくつか見ましたが、一括でいくらやサイト1つでいくらなどで決めているところがあり、相場もあってないような印象です。

     その後に読んだ神田知宏弁護士(この分野では第一人者だと思います)の『ネット検索が怖い』(ポプラ新書)には、メールによる削除依頼は「安い料金体系の弁護士で数千円から1万円程度、交渉案件と同じだと考えている弁護士なら、5~10万円程度」(118頁)と書いてありましたので、自分が決めた額もまるっきり的外れではなかったと思います。
     この新書では同様の事件についての解決のプロセス、弁護士費用について説明されています。任意の削除に応じない相手へ削除仮処分の申立てをする場合は、弁護士の着手金が2~50万円、プラス実費と裁判所に預ける担保金。このあたりは通常の保全処分と同様ですが、サイト管理者が海外の法人ならば、文書の翻訳や海外の登記の取り寄せ等でさらに費用がかかるとのこと。結構大変です。

     ネット上の「掃除」や「犯人捜し」をするのに高額な費用がかかる仕組みは、被害者にとってみればやられ損です。制度論として、もっと安価かつ容易な手段での救済方法があるべきだろうと思います。
    8月26日は北山市民センターへ
     このブログでは毎度おなじみ、「高齢者の財産 よろず相談処」のお知らせです。

     8月26日(火)午後1時10分より、青葉区の北山市民センターで参加無料のセミナーと相談会が実施されます。お近くの方はどうぞお誘い合わせの上ご参加ください。事前予約は不要ですが、相談会は事前に電話申し込みをされた方を優先させていただきます。
     お問い合わせ先は、一般社団法人あんしん生活工房(022-395-7401)まで。

     私の出番は1時45分ころから。今回も遺産分割調停や遺留分減殺訴訟のお話し、また時間に余裕があれば不動産の境界トラブルもお話しできればと思います。3時からは相談会も担当します。

     お盆の時期というと、お坊さんの業界は目が回るほど忙しいそうですが、私なんかも相続の出張相談を頼まれたりしまして、親族一同が集まったところで相続手続きのご説明をさせていただくこともあったりします。
     
     噺家ではないですが、お声がけいただければどこへでも参りますよ。

    (チラシ・クリックで拡大)
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    7月2日は中山市民センターへ
     恒例のセミナー「高齢者の財産 よろず相談処」のお知らせです。
     7月2日(水)午後1時15分より、仙台市中山市民センターで参加無料のセミナーと相談会が実施されます。

     今回も私を含め専門家たちが中高齢者特有の財産にまつわる問題あれこれをお話しをさせていただきます。お近くの方はどうぞお誘い合わせの上ご参加ください。事前予約は不要ですが、相談会は事前に電話申し込みをされた方を優先させていただきます。
     終活の意識の高い方から、一から学んでみたいという方まで、皆さんに喜んでもらえる内容にしたいと思います。よろしくお願いいたします。

    (チラシ・クリックで拡大)
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     それにしても、それほど話がうまい訳ではないのに、こういったセミナーの講師として定期的にお呼びがかかるのはありがたいですね。毎回準備は大変ですが、やりがいはあります。
    柏木市民センター
     昨日19日は青葉区の柏木市民センターで、「事例に学ぶ高齢者の財産トラブル」と題し、相続のお話しをさせていただきました。
     相続のセミナーはそれこそ、税理士などの士業や信託銀行などの金融機関が実施するもの、あるいは終活をメインとするものなど、今では数多くあります。ですので、弁護士という職業柄お伝えできるテーマはなんだろうかと、毎回知恵を絞っています。

     今回も、実際に手がけた相続の事件をアレンジしたうえで、このような調停や訴訟では弁護士費用はどのくらいかかるのか、生前にどうすればトラブルを防げたか、という切り口での講習をさせていただきました。
     ちなみに、あんしん生活工房さんのセミナーは3部構成で、私は法律と実務の面を中心に、その他お二方は、不動産や終の棲家の問題、あるいは税金や心の問題を中心とするお話しをされています。不動産屋さんやFPの方など、他業種の方の話は本当に参考になります。

     それにしても毎回思うのですが、こういうセミナーに参加される高齢者の方は本当に勉強熱心な方ばかりです。メモを取ったり、セミナー後の相談会でも相談用に家系図や問題点のリストを書いて持参されている方もいらっしゃいます。
     参加無料なのに、冷やかしのような方がいないのが素晴らしい。もっと気軽に来ていただいても構わないのですが・・・。

     ちなみに昨日の相談会では、「本を読んでもよく分からなかったところがスッキリした」とのお言葉を頂戴しました。相続対策はケースバイケースですから、本で勉強しても自分に当てはまる例が出てこないことも多いでしょうね。

     今後は、中山、水の森、北山の市民センターを予定しています。あんしん生活工房さんからチラシが届いたらまたご紹介します。
    仙台市七郷市民センターに行ってきました
     今日は一般社団法人あんしん生活工房さんのセミナー「高齢者の財産よろず相談処」で、仙台市七郷市民センターにおじゃましてきました。
     私のテーマは「事例に学ぶ高齢者の財産トラブル」。実際に取り扱った事件(一部事例を変えてます)を取り上げ、どうすればトラブルを防げたか、弁護士に頼むと時間とお金がいくらかかるか、などのお話しをさせていただきました。

     次回は6月19日午後に柏木市民センターで開催されます。その後は、中山、八木山などの市民センターも予定しております。
     お問い合わせ先は、あんしん生活工房さん(022-395-7401)までどうぞ。
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    電子内容証明郵便、使い勝手がよくならないと
     久しぶりに電子内容証明郵便を受け取る機会がありました。

     私もこの制度が導入されたときに一度だけ使ってみたことがあるのですが(テストとして弟宛てに「金払え」と送ってみた)、それ以降は一度も使わなくなりました。

     なぜかというと、普通に郵便局へ出しにいく内容証明郵便に較べるとデメリットがいくつかあって、

    (1) 導入・設定がいちいち面倒(グーグルクロムはだめとか、空白7センチ開けろとか)
    (2) コピーするとしつこいくらい「複写」の文字が出てくるので、見た目がいまいち
    (3) 全部東京からの発送となり、通常より時間がかかることがある
    (4) 文字の書式にも制約あり(重要な部分を太字にしたりとかできない)
    (5) 弁護士の職印が押せないため、なんとなく迫力がない
    (6) それに伴い、「振り込め詐欺」か何かと間違われて受取人が相手にしない危険がある【重要】
    (7) ちょっとだけ料金が高い

    これに対するメリットは、
    (1)事務員さんの手間が減る
    (2)24時間出せる(ただ、発送時期が遅れることもあるので一概に有利でもない)

    ですので、私としては積極的に導入する気にはなれないのです。

     例えば、マンションの管理側から多数の入居者宛てに発送する場面なんかでは使ってみたいと考えていますが、今すぐは食指が動かないシステムです。
     でも、我慢して使っている事務所もあるんですね。
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