様々な国の海外ドラマ
     国内のドラマはほとんど見ないのですが(最近では『孤独のグルメ』くらい)スカパーで契約している海外ドラマのチャンネルで、どちらかというとマイナーな国のドラマにハマっています。

     私が現在進行形でハマっているドラマは、AXNミステリーチャンネルの『ラビリンス』(チェコ共和国)、『ポーランド未解決事件課』、そしてホームドラマチャンネルの『アニキに恋して』(台湾)の3本です。

     『ラビリンス』は、チェコとスロバキアの2カ国で起こった残虐な見立て連続殺人や謎の事件に刑事たちが挑む話。
     ネタバレが怖いのでネット検索はしてませんが、どれだけ話題になっているんだろう? 手の込んだ犯行を繰り返す犯人の狙いは何なのか、予期せぬ展開に引き込まれています。

     『ポーランド未解決事件課』は、どうやら厄介払いされたらしい3人の刑事が未解決事件の担当課に回され、数十年の時間を経た古い事件を解決していく1話完結のドラマ。
     ユダヤ人がどうのとか、ソ連の兵舎から放射線が検出された遺体が…とか、ポーランドという国の哀しい歴史的背景が各話で描かれ、真相が分かってもスッキリとしないことが多いのですが、ついつい見てしまいます。

     そういえば東欧が舞台のドラマは、傑作が多いように思えますね。
     昨年、NHKでリメイクされた阿部寛主演の『スニッファー』も、元はウクライナの推理サスペンスドラマで、ウクライナ版の方は傑作でした。あまり旅番組に出てこない国なので、街の風景などストーリー以外にも見所の多いドラマでした。

     ここまではミステリーでしたが、もう一つ個人的に面白いと思っているのが台湾のラブコメ『アニキに恋して』。
     まず設定がとんでもなくて、主人公の女の子(ヤーヌォ)は占い師のお告げのために25歳まで女であることを隠し、男として生活してきました。26歳の誕生日になれば晴れて女としての生活に戻れるのですが、ヤクザの御曹司の命を救ったことがきっかけで、なんやかんやで義兄弟の契りを結ぶことに。
     もうこの時点で理解に苦しむのですが、占いや信心を大事にする台湾の方なら、すんなり受け入れられるのかもしれません。
     御曹司はヤーヌォの心意気と優しさに惚れ込み、女とは知らず男同士の友情を深めていくのですが、ダンス中にハプニングでキスしてしまったり、川に落ちた後に人肌で温め合ったりと、なんやかんやとベタベタなラブコメ的な展開があります。こういうあざといストーリーを笑って楽しめる方には、絶対にお勧めです。
     全30話でこれまで24話まで見たのですが、なんとまだ女であることがバレていません。「お前、女だったのか」という展開がいつ来るのかを期待していたのですが、最終回まで引っ張るのでしょうか。
     
     
     ここまでお勧めを書いてきましたが、逆にキツかったのが韓国ドラマ『ヨジュの酒』
     出版社に務め、キャリアを重ねるヨジュ(独身女性)が、仕事や人間関係でうまくいかない気持ちを鬱々と引きずりながら美味しい酒と料理をいただく、という『孤独のグルメ』・『ワカコ酒』系統のドラマです。
     しかし、「酒くらい楽しく飲めや」とツッコミたくなるくらい主人公が暗い気持ちを引きずるため、せっかくの酒と料理が引き立ちません。
     そして食事シーンも、第1話では牛丼とビール(ビールならご飯はなくてもいいでしょ。牛皿はないの?)、第2話では韓国焼酎に豚のキムチ蒸しとキムチ鍋(あえてキムチを重ねてくるあたりさすが韓国)、そして白ご飯(!?)。ちょっとチョイスが引っかかるところ。納得がいきませんでした。
     私は韓国ドラマとは相性が悪いのかもしれません。

    講話と個別相談会のお知らせ(将監西と福室)
     ひさびさに、ゲスト講師としてお誘いを受けました。
     福祉施設の主催する、参加無料の講話と個別相談会のお知らせです。

     4月20日(木) 講話:午後1時15分~ 相談会:午後3時15分~4時45分
     会場:将監西コミュニティセンター (泉区将監13丁目20-1)

     4月27日(木) 講話:午後1時15分~ 相談会:午後3時15分~4時45分
     会場:福室市民センター (宮城野区福室5丁目9-36)

     私の担当は相続にまつわる法律とありがちなトラブルの話、法定後見制度のマイナス点、そして相続税の節税対策で特に気をつけるべきサブリース被害などになります。
     今回の講話の内容については、他の講師2名と数回にわたる綿密な打ち合わせを経ております。単なる知識の羅列をするのではなく、具体例を豊富に分かりやすくタメになる内容にしようと推敲を重ねました。お時間の許す方はぜひご来場下さい。

     予約不要でご参加いただけますが、相談会の方は時間の制約もあるのでなるべくご予約を入れていただけるとありがたい、とのことです。ご予約は 022-735-8862 ギャラリー杜の音さんまで。
     
     将監西・福室
     (画像はクリックで拡大)
    セルコホーム ズーパラダイス八木山
     仙台市八木山動物公園の名称が、ネーミングライツ事業により「セルコホーム ズーパラダイス八木山」という愛称になりました。
     弊事務所ではオフィシャルサポーターをさせていただいている関係で市からお知らせの手紙が来てましたので、ブログにも書いておこうと思います。 
     ネーミングライツについては、だいぶ前に県民会館も東京何とかという名前に変わりましたし(いまだ良く覚えていない)、定着するまでは相当な時間がかかるでしょうね。

     「お父さん、休みだしどこかに連れて行ってよ」
     「よし、それなら『セルコホーム ズーパラダイス八木山』に行こうか」
     「わーい! 『セルコホーム ズーパラダイス八木山』だー!」

    みたいな会話も、あと10年くらい経てばご家庭で交わされることでしょう。

     ちょっとした思いつきですが、われわれの所属する仙台弁護士会も、赤字の法律相談センターのネーミングライツを売却してはどうでしょうか。
     例えば気仙沼の相談センターを「マギー審司記念・三浦電気法律相談センター」とかにすれば(ちなみに、センターの隣がマギー審司さんの実家である三浦電気さんで、駐車場にでっかい耳付きの営業車が停まっている)、市民からの親しみが得られやすいのではないかと思うのです。

     さらに余談ですが、「市民からの親しみ」とか「市民からの信頼」とかのマジックワードを出すと、弁護士会というのは不思議と思考停止して突き進むことが多いので、ネーミングライツもあり得る考えではないかと密かに思ったりしているのです。

     古川の相談センターは「わんや産婦人科」さんの隣にあるので、天丼チェーンの「てんや」に協力を依頼し「てんや法律相談センター」にすれば、見た人は思わず「♪ぴっぴっピーヨコちゃんじゃ、アヒルじゃガーガー」と口ずさみながら入ってしまいたくなるはず。

     石巻の相談センターは、同市に本社のある上場企業の山大さんに買ってもらうとか。
     大河原町の県南法律相談センターとか、登米の相談センターになると…うーん、ネーミングライツを買ってくれそうな地元の企業が思いつかない。
     いっそのことア●ィー●にでも売るか、あそこなら宣伝のためなら気前よく金を出しそう。でも懲戒のたびに相談センターの看板を掛け替える羽目になると費用がかさみそうです。

     しかしまあ、他人物売買の話をあれこれ考えてもしょうがないですね。

    届かなくても、「おめでとう」を
     かつてロースクールで一緒に答案練習をした同輩が、弁護士登録をしたとの報に接しました。彼と私ともう一人で組んで、不思議かつ不幸にも彼だけが合格できずにいたので、朗報だと思いました。

     「答案練習」(とうれん、と略すのが一般的)とは、論文式の問題を用意して、本番さながらに制限時間を定めて書き上げる司法試験のトレーニングのことです。複数人で組むか、予備校に通って行うのが一般的です。
     互いに答案を批評し合ったり、教員や合格者に答案を見てもらうことで、自分に足りない点(知識量、論理力、事案の分析力など)が何かを突きつけられるという、心がしんどいトレーニングです。これを乗り越えられないと合格はありません。
     3人で組んでやっていたときは、たいてい知識量と気力で劣る私が一番答案が短く、知識量のすぐれたNさんが最も長く答案を書いていました。
     ただし、答案が長ければ評価が高いという訳ではないのが司法試験の難しさで、事案に即した内容が書いていなければ得点が付かなかったり、むしろマイナスになることもあります。

     私の答案のスタイルは、「合格ラインを超えるには長い御託は要らない。回答とそこに至るための条文と判例の理屈をちょこっと書いて、事案を当てはめればいい。裁判所から相手にされない学者の有力説なんか一切無視」という、省エネ投法で7回3失点を目指すやり方でした(定期試験ではおしなべて評価が低く、とある学者教員からは「お前が合格するとは思わなかったよ」と言われました。司法試験と学者の求める物が違うことに気づいていて本当に良かったと思います。)

     対して彼は、さながら9回完封2ケタ奪三振を目指し、初回の立ち上がりから慎重で、どんな問題でも導入部からガッチリと論述してくるスタイルでした。
     決して彼は間違った論述は書かないのですが、現行の司法試験では事案分析力も重視されるため、持てる知識をいくら展開しても事案の解決にどうつながるかという記述が手厚くないと点数が伸びません。そのために苦戦を強いられたのではないかと思います。

     また、現行の司法試験制度には受験回数の制限があり、私の頃は法科大学院の修了後5年以内に3回の不合格で受験資格を失うこととされていました。
     とすると、彼は他の法科大学院に進み、再度受験資格を得て合格を果たされたのでしょう。苦労をされたことと思います。

     彼の出身校・経歴をネットで見たところ、ともに通った法科大学院の名前はなく、入り直したのであろう別の法科大学院の名前がありました。あるいは、かつての苦杯は忘れ去りたい過去なのかもしれません。
     経歴から消えた学校の同級生から連絡を取っていいものかどうか。どうにも分からないので直接のメッセージは遠慮しますが、もし届かなくてもここで「おめでとう」の言葉を述べたいと思います。

    【仙台弁護士会】被災者のための無料電話相談、終了へ
     仙台弁護士会が平成27年より実施してきた、東日本大震災の被災者を対象とした電話による無料法律相談が本年3月末をもって終了するとのことです。(ただし、県内6か所の法律相談センターでの面談による無料相談は継続。 詳しくは仙台弁護士会のサイトへ)
     週1回の実施でしたが、おそらく利用者が減ってきていたのでしょう。

     他方、高齢者の電話無料相談は継続中のようです。
     ところで、この「高齢者」が何歳以上の方を指すのかが「いらすとや」のイラストを使った広報ビラには書いてないのですが、会員専用ページで実施細則を確認したところ、「65歳以上」か、「65歳に満たなくても、事案の性質上、高齢者電話相談による支援が相当と考えられる者」か、前二者の「親族、支援者」ということのようです。
     そうすると、65歳以上の親族のおられる方が電話をして「身内の代理で相談したい」と言えばほぼフリーパスで

     せっかくなので会のサイトを見て自分なりに整理してみたのですが、弁護士会で無料電話相談を実施しているジャンルは、交通事故、犯罪被害者、子ども悩みごと電話相談、無戸籍問題。
     面談で無料相談を実施している分野は、貸金、借地借家の問題、労働問題、二重ローン問題、離婚、行政などほぼ全ての民事事件(ここまで震災特例法による無料相談。平成30年3月31日で終了予定)、労働と生活保護に関する相談があります。

     これ以外、例えば法人の相談や刑事事件の相談などは、原則に立ち返り30分5000円プラス税の相談料をいただくという形になるわけですが、どうも原則と例外がいつの間にか逆転したような気がしますね。震災特例法の無料相談の制度が始まって以降、法律相談料を相談者から直接受け取る機会がほとんどなくなりました。

     利用者側が「無料が当たり前」という認識になった後で、震災特例の無料相談が終了し「原則どおり有料になります」となった場合、相談センターの利用者の数がどうなるのか。おそらく減ることは間違いないので、将来的にセンターを維持していくためにもいろいろ努力が必要になるのでしょう。
     例えばAmazonみたいにプライム会員制度を導入して、「年会費いくらで法律相談何回でも無料」を謳うとかはどうですかね。何かアイデアはないものか。
    名刺入れをなくしました
     先日、どこかで名刺入れをなくしました。

     もらい物なのですが、バーバリーの茶色の名刺入れです。私の名刺が数枚と、最近名刺交換をした方の名刺が入っているはずです(相手にも申し訳ない)。
     もしどこかで拾われた方は、ご連絡いただければ幸いです。

    雑誌「冤罪File No.27」の逆転無罪事件
     日本で唯一の冤罪専門誌「冤罪File No.27」を読んでいたところ、仙台地裁古川支部(山口均裁判官)で有罪、仙台高裁(嶋原文雄裁判長)で逆転無罪となった事件が紹介されていました(検察側が控訴せず確定)。

     一審の山口裁判官がDNA鑑定の結果という固い物証によらず人証に乗っかり(一般的に、証言は記憶違い・記憶の減退その他の理由により、その取り扱いに注意しなくてはならないとされる)、しかもDNA鑑定の内容を「誤読」していたというのですから、その事実認定力には驚くばかりです。なお山口判事は東京高裁に栄転されたそうですが、こういう判決を出す裁判官をこの雑誌はマークしているので、いずれ同誌に再登場もあるかもしれません。

     他方で、そのDNA鑑定の証拠開示を検察側から引き出し(検察側は不利な証拠は自主的に出さない)、鑑定科学技術センターまでわざわざDNA鑑定の実習を受けに行った弁護人の活動には頭が下がるところ。
     控訴審の主任弁護人を務めた十河弘弁護士(仙台弁護士会)の談話が掲載されています。

     謙虚に専門家に頭を下げて教えを請うた弁護人の態度。
     証人尋問で専門家に疑問点をぶつける機会がありながら、スルーした上に思い込みで鑑定を誤読した裁判官の態度。

     戒めとしないといけませんね。
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